春の遠足
  都立野川公園  

 今年の遠足は、2年前の遠足で使った“都立野川公園”で行いました。人が少ない緑の森のなかでクラスごとに絵本のストーリーなどテーマを持ち、年少さんたちも一緒に楽しめる公園なのです。
森のなかを虫や葉っぱを拾いながら歩き、小さな川では裸足になって走り回り魚やタニシ?などを捕まえたり、作ってきた船を浮かべていました。また、一緒にお弁当を食べたあるクラスでは、緑の草の上に広げられたテーブルクロスの上に各家庭から持ってきたさまざまな野菜や果物、豆類、木の実などを並べ、大人も子どもも順番に自分のお皿に好きなものをレストランのように入れていきます。そして、遠足前に幼稚園で作ってきた5種類の“ドレッシング”を年長の男の子たちが持って立ち「〜ドレッシングです。どれにしますか?」とみんなのとってきたサラダにかけていました。ずっと食べることをせず楽しそうにしている、いつも元気な男の子たちが、今日はなんだかかわいく見えました。そして、お姉さんたちは、これまた園で作ってきた“ケーキ”を食後に切り分け配っていました。
子どもたちの様子から、この日を楽しみに準備してきたのだな、という意欲を感じることができました。お母さん、お父さんたちも自然と絵本のストーリーを楽しむかのようにサラダパーティーと緑の草原、そして、子どもたちの表情を楽しんでいました。なんだか微笑ましい、すてきな一日となりました。

 



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