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はぐくみ
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感じることのできる遊びのために(春の遠足より)

2011/5月

 

 

 先日の遠足では、毎年恒例となっていた千葉県の海での潮干狩りを取り止め、公園に行くこととなり“こどもの園”の遠足として何を大事にして、どのように楽しむのか、そのために“どのような公園がよいか”ということが検討されました。今年の年主題が“自然”でありますから、子どもたちが無心に(楽しく必死になって楽しむ)活動するうちにいつの間にか無意識であるが、土や草、風や光、匂い、そして友達、仲間を感じていた、ということをねらい、今回の“佐倉城址公園”となりました。言葉で語るばかりではなく活動をとおして肌で感じてほしいのです。そして、一緒に参加されるお母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんが“子どもたちの遊ぶ姿を側で見ている”のではなく“一緒に参加し共に感じる”ということも大切なテーマでもありました。いつものことではありますが、子どもと共に活動し共に感じることで本来の“親子遠足”の意味が出てくるように思っています。
また、各クラスごとに事前の保育のなかで遊んできたジャムやサラダ、かぼちゃの茶巾?作り等、みんなで準備し楽しんだことが生かされた各クラスの遊びをたくさん見ることができました。
  赤ちゃんや小さな子どもがいたりして、無理のできない方々も多くありましたが、さまざまな活動内容をとおして“感じる”ことが自然となされたように思います。草原に座り込んでパーティーをしたり、森のなかを散歩し探険しながら、発見し、気がつき、感じていくことは、どのようにできたでしょうか。何もないような公園であるからこそ素朴な自然に触れ感じることができたのではないかとも思います。
  今回の遠足で子どもたちが“感じる”ことのためによかったと思うことは、お母さん方も一緒に楽しみ感じてくださったこと、であるように思います。子どもを“遊ばせよう”ではなく“一緒に楽しむ”ということ、そして「危ないからやめなさい」とか「着替え、ないんだからやめて」などと言うことなく“子どもらしく”遊ぶ時間や場を保障してあげたこと、そして仲間がいたからこそ“やってみようかな”というような気持ちや盛り上がりも見られた気がします。
  今回の遠足では、年長さんにとっては時間が短かったかもしれませんが、これから気持ちのよい季節を迎えるこの時、それぞれの家族でもその家族なりの計画をして外に出てみましょう。時間を十分にとり、体を思い切り動かし身近に自然を感じられる場所で大人が“腰を据えて”子どもの時間を認めてあげられるような一日を計画してみてください。これらのことが充実した生活、主体的な生活に繋がっていくのです。

 

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