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気持ちを表現する

2017/1月31日

今回のテーマは”気持ちを表現する”です。参加された保護者の方の感想を紹介させていただきます。

 初めて参加しました。園長先生を中心にアットホームで、いつもより近い感じでみなさんとお話しできて良かったです。

 我が子は鬼ごっこの鬼になるのを嫌がります(つかまえられないから)。そんな話をすると、うちもそうよー、と他のお母さんからお話を伺う事ができ、うちの子だけではないんだと安心しました。皆さんのお話をきいて、私も子育てがんばろう!と思いました。

 「家の中で子どもがかんしゃくを起こした時にどう発散させ、どう対応するか」という話題になりましたが、 例えば隣の住宅と隣接する壁をどんどん叩くなど、わざと親を困らせる八つ当たりをしてくる。母親の気持ちに余裕があれば抱きしめ、なだめ、受け止めてあげられるけど、母親だって人の子。受け止められない時もあります。 「お母さんだって、いらいらするし、泣きたい時もある。」我慢ばかりしないで母親も感情を言葉にして出した方がいいという考えに、「世間から見て良い母でありたい」という私の肩の荷が下りました。

 生活の中で様々なストレスを受けます。ストレスを受けた時にそれを回復する力、立ち直る力が大切という話がでました。また、困った時に自分から「助けて」と発信できる力をつけたい、という話から行政の子育てに関するサービスの情報交換ができました。
 我が子の振る舞いのことで世間の目が気になると引きこもりになりがちだけど、誰かに話しを聞いてもらって吐き出す事で、自分の気持ちが整理できて、すっきりして外に出られるという話がでました。

 コンビニでいつでも買い物ができて便利だけど、「お醤油切らしたから、ちょっと貸して」というやりとりも無くなってしまいました。でも、この園のお母さんは親切な人ばかりです。「私が少しの勇気を出して助けを求めたら、温かい手を差し伸べてもらえるのだろう」と思ったら、帰り道の北風さえも心地良かったです。

 

 
遊びこむとは

2016/12月6日

今回のテーマは”遊びこむ”です。園長先生の問いかけに応えてくださった保護者の方の感想を紹介させていただきます。
 

 遊園地などに行くという強い刺激より、公園や家の中で親子や兄弟で会話を楽しみながら触れ合いながら遊ぶほうが子どもは喜んでいるとの答えに私もうなづく。上の子たちに「海外旅行に行ったことないけど、うちは貧乏なの?」と言われて子育てに自信をなくしかけたけど、素朴な遊びを楽しむことに共感できて安心した。

 公園に行き自転車や遊具で一通り遊んだあと、子どもがたき火ごっこをしているという話を聞いた。今年の冬、幼稚園で火を間近で見て、たき火のにおい、けむたさ、熱さを経験した我が子がどんな反応をするのか楽しみになった。

 印象に残ったのは小学生の子どもがゴミ置き場の段ボールを使って囲いを作って寝転んで遊んでいた話。遊びは生きていくこと。やりたいことを夢中になってやっていると仲間を巻き込んでもっと楽しくなること。と聞いた。

 末っ子で甘え上手なので、すぐに手助けしてしまうが、失敗しても試行錯誤していることを見守ってあげたい。

 雨が降りそうなのがにおいでわかる。たき火のにおいがついたジャンパーを洗ったら、においが取れて子どもに残念がられた。という話が出た。五感を研ぎ澄ますと豊かな人生を過ごせて、うらやましい。

 小さな父母会は園長先生の園の方針をざっくばらんに聞くことができるし、ひょんなことから先輩ママに材料を厳選したお菓子屋さんを教わったり、楽しいひとときである。 

                                                      Mさん(年少児母)

 
描くについて

2016/10月24日

今回のテーマは”描く”です。参加された保護者の方の感想を紹介させていただきます。
 

 私は暗記が得意な優等生タイプだったが、「描く、歌う」が下手で今も苦手意識が強いです。どうしたら描くのが上手な子になるのだろうと、この父母会を楽しみにしていました。少人数でざっくばらんな話ができました。

「こどもの園幼稚園では就学前にひらがなの練習などをしないので、第一子が小学校に入学するときに学校生活についていけるか不安だった」。と話してくれた方がいました。
別のお母さんが「初めての子育てでは見通しがつかなくて不安だけど、子どもが社会に出て二十代、三十代、四十代で伸びていったらいいよね」。と話し、目の前のことに心配ばかりしていた私は気持ちが軽くなりました。

先日、違う父母会(卒園児放課後活動)で小山望先生(埼玉学園大学教授)が「訓練で学ぶこともあるけど、子どもは遊びの中でこそ学ぶ」とお話しされていたのが心に残りました。

父母会のあと幼稚園に移動してハミング(在園児の母親)とハミングプラス(卒園児の母親)の音楽会を見学させてもらいました。独唱をおとなしく聞いていた子どもたちが、好きな歌になると自然と立ちあがり、踊り始めました。「歌うのが好き」「踊るのが好き」体全体で表現できる子どもたちが素敵でした。

「子どもは遊びの中で学ぶ」を目の前で見ることができました。わが子には感動したり、感情を表に出したりをたくさんして、好きなことに夢中になる人生を送ってほしいです。私自身は幼稚園のバザーのお菓子班になったのをきっかけに、お菓子作りに夢中になり楽しんでいます。

                                                 Mさん(年少児母) 

 

 
自発的な生活とは 2016/7月8日

 

今回も、保育中の2時間ほど皆さんで話し合う時間とした。
このテーマとしたのは、とにかく幼稚園という社会においては、お母さんたちが子どもに対して“丁寧な接し方”が大切とされ、頑張り過ぎたり、丁寧さが行き過ぎたり、違った丁寧さ?に向かってしまったりが多いと感じていたからです。
話していると、家庭の問題だけではなく、社会の変化や生活様式の多様化など難しくなってきていることを皆さんで実感しました。であるからこそ、今責任ある大人が何を考えなければならないのか、子どもにとっての“主体性”とは、どんな年長児となってほしいのかなど考えイメージしてみました。
ここで、明確な答えを出すわけではありませんが、さまざまな話を聞くことができ私自身、学びの多い時となりました。以下は参加されたお母さまのまとめと感想です。自発的にお送りくださりありがとうございます。

 

 冒頭に精神科医が書いた資料「敏感すぎる子」を一読して、印象に残った文章に線を引くことから始まった。
園長先生から「友達親子、友達先生が増えて、枠組みがなくなり、子どもが戸惑っている。自分自身も若い頃から指示されたことは一所懸命に頑張るけど、自発的に行動ができていない面があるので、一緒に考えましょう」と話があった。
お母さん方の話で印象に残ったのは、食材選びから子どもと一緒にすると食事作りの手伝いをしてくれる。人の役に立つ喜びがわかれば、手伝いをしてくれる。
子どもは一見ぼーとしている時間や無駄に過ごしているような時間という土台があるから、何かをしたい、何かを作りたいという意欲がわいてくるのではないか。
例えば、お弁当を忘れるという失敗をしたとする。誰かに助けを求めて、お弁当を分けてもらう。助けてもらった経験を生かして困った友達がいれば手を差し伸べることができる。親の目が届く幼少期にたくさん失敗をして、日常の問題を解決する力をつけてほしいと話されていた。
私自身は子どもの「自分でやりたい気持ち」を見守りたい。先日、花びらで作った色水を持ち帰ってきた。水を入れ替えたり、日光に当てたり、振ってみたり、子どもなりに「工夫」をしていた。かんしゃくを起こしたので尋ねてみたら、もっと濃い色水にしたかったとのこと。つい、「明日幼稚園に行ったら花びらをたくさん入れるんだよ」と即答したことを後悔した。末っ子で甘えん坊だと思っていた息子が幼稚園で様々な経験をして、考えて工夫して楽しく遊んでいるようで嬉しい。                              Mさん(年中児母)

 

 
食について 2016/6月10日

先日、“食について”という小父母会が、教会2Fで20名弱ほどのお母さま方が集まり行われました。皆さんの話しの内容が楽しく学ぶことが多くありましたので、最後にHPに載せるため誰かまとめてくれません?と話すと「もう遅いですよ!!」と言われ、「それでは感想なら・・・」といってくださり、土日を挟んだ月曜日に書いてきてくださった方がおられましたので、承諾を得ましたので、そのまま載せさせていただきます。
次回は7月8日(金) テーマ:『自発的な生活とは』です。是非ご参加ください!


園長先生の「答えを出さずに話し合おう」という言葉から始まりました。

 自然豊かな土地で育った人は桑の実、グミ、あけびなどを食べたこと。季節ごとに近所の人が野菜を持たせてくれて、お母さんが料理してくれたこと。冬は河原でいも煮をして残り火で焼き芋をする。子どもにも食材を調達する役目があった。玄関のカギはかかっていなくて、近所の人がガラガラと扉をあけて、おすそ分けを持ってきてくれたこと。都会育ちの人がうらやむ生活がごく当たり前の思い出として生き生きと話した。
 お互いに子どもの頃の記憶をたどると、両親が共働きで平日は寂しい思いをしたけど、日曜日は原っぱで遊んでもらったり、一緒に食事を作ったり、おしゃべりしながらの食事が楽しかったこと。商人の街で育った人は肉屋、魚屋などが友達の家で、高学年にもなると商店街の寿司屋のカウンターで一人でランチしたこと。地域の人が見守ってくれていたことが話題にあがった。
 今の時代は物があふれている。コンビニに行けば刺激的でおいしいものが24時間売られている。スーパーでは形、大きさ、色までそろった野菜が並び、彩り豊かなお惣菜が手軽に買える。豊かな生活を手にした日本だけど、反面、平日の夕食は母子二人で囲む夕食が寂しいという声があった。子どもと一緒にいる時間の長さよりも、たとえ週末だけでも密度が濃い時間を過ごすと楽しいよねと、うなづきあった。
紙おむつができて便利な家電が増えたのに、子育てに悩む人が多いのは何でだろうと考えた時に情報の多さがあるのではないかとなった。
 ちまたではバランスが取れた食事を作りましょう。という。献立に迷いスマホを検索すれば膨大なメニューが出てきて便利だけど、一度しか作らない目新しいメニューはおふくろの味からはほど遠い。
 軽量化されてコンパクトにたためるベビーカーが販売されるたびに、荷物を持ちつつ赤ちゃんを抱えて、ベビーカーを背負って電車やバスに乗るのかと思うと、お出かけするにもため息がでる。 赤ちゃんの安全や乗り心地を優先した頑丈なベビーカーが製造され、電車に乗る時は誰かが手を差し伸べてくれる社会になってほしいとの意見には、その視点に驚いた。
 核家族が増えて、母親が一人ぼっちでしつけ、食事の準備、入浴、通院の付き添いなどをする場面が多くなり、「他人に迷惑をかけない子」に育てるプレッシャーに押しつぶされそう。ちょっとだけ預かってもらったり、困ったときに助けを求められる関係が母親同士、地域の中で広がれば、母親にも子どもにもお互い寄り添う社会になりそう。
 クラスや子供の年齢に関係なく集まれるつどいは、情報交換ができて、笑って、ちょっと立ち止まって、じんわりじーんとして楽しい時間でした。        
                                                         (年少男児 母)

自分の子供の頃
 海と山に囲まれて自然豊かな中で過ごしました。
今の時期は桑の実やグミの実を食べたりしていました。今でも自転車に乗りながら食べられる木の実や草を探してしまうのが癖です。息子も桑の実の味が気に入り、この時期になると探しに行こうと言います。
印象に残った話
平日家族全員で食卓が囲めなくても、土日にきちんと親が向き合い関わっていたこと。
その事が大人になっても心にしっかり残るっているというお話がとても印象に残りました。
                                                          (年長男児 母)

 今日は田舎育ち、都会育ち、おばあちゃんっこ、両親は働いている、いつも家にいる、など、それぞれ異なった環境の中で、どう成長してきたか?が聞けて、とても有意義でした。
 お母さん達の事も良く知れて身近に感じられました。色んな人の話を聞き、知る事で、自分の視点や視野が広がり、現実が例え変わらなくても、見方が変わるだけで気持ちが楽になるんじゃないかな?
母が孤独に追い詰められないような繋がりを、今日みたいな会で持つ事が出来たらイイなぁと思います。
                                                            (年中男児 母)

 私達が毎日欠かすことのできない「食」は、小さい頃の習慣が少なからず影響しているなと感じました。当たり前のようにしていたことが、家庭環境によって大きく違いがあり、今では貴重な体験だったのかなとも思いました。だからこそ、食卓で子どもに伝えていくことは大切なんだろうとも思います。
  世間では色んな情報が溢れ、現代の母達はその情報に振り回されている部分があります。 聞くだけで決めつけるのではなく、気になればチャレンジしてみる。 そして、今の自分達に必要なことなのかを見極め、段々とわが家のスタイルにしていくことが迷わない方法なのかなと思いました。
                                                          (年中男児 母)

幼い頃、休日のみだったけれど、家族皆が揃った食卓のあたたかさや楽しさは、今の食卓で一番大切にしたいこと。
                                                          (年長女児 母)

 皆さんのお話を聞いて、全体的な感想としては、それぞれの家庭での子供の頃の食に対する習慣が、その方の人生のベースになっていて、実に様々な習慣がある事がとても面白いと思いました。
 特に驚いたのは、小学校から帰るのに徒歩で1時間かかるので、帰り道の道中にある木の実などを食べながら帰ったという方の話です。その感覚は今でもあるそうで、この辺りの木になっている実や葉などを見ると「そろそろ食べごろだな?」と思っているとか。私は立石生まれの立石育ちましたなので、その感覚が無く、とても驚きました!
 また、田舎に憧れ、中学生の時に長野にホームステイをして、無農薬の野菜の美味しさに感動されたて、結婚された今でも美味しいお野菜を送ってもらってお子さんの野菜嫌いがなくなった!という方のお話。今でも繋がりがあることがステキだなと思いました。
 食の習慣がこれからの自分の子供の生き方を決めることもある。少し大袈裟かもしれませんが、今回の話し合いで感じたことを元に、自分の娘達にできることをしていきたいと思いました。
                                                          (年少女児 母)

 それぞれの食についてのエピソードを聞いて、食べるということは、その人を作っていくものなんだと感じました。何を食べさせるのかということに、うるさくなるのでなく、できることなら、楽しい食卓を積み重ねてあげたいと思いました。きっと、生きていく土台作り、心の栄養となってくれるのではと期待します。
                                                          (年中女児 母)

 私が小さい頃、幼稚園の目の前に駄菓子屋さんがあって、毎日のように連れて行かれるけれど、お菓子が嫌いで、兄に食べてもらっていました。 そして、中学生の頃には、田舎に憧れて農家へホームステイをしました。おばあちゃんが作った茄子を食べた時、それまでの人生で一番感動しました。大嫌いな茄子が宝石みたいでした。野菜や果物は植物だから、土が自然のままだと腐らないで、枯れるということも知りました。
感想
『小学生の頃、寿司屋のカウンターで一人で食べていた』と聞いた時は、ドキッとしました。 よく聞いてみたら、商店街がご近所さんでご飯を食べさせてもらっていた、だけでした。 私もよく、近所のお家で遊ばせてもらったり、お昼やおやつを頂いたりしていたので、同じでした。 本当にたくさんの方々に守られて、育てられたと思います。
 今は、母子二人だけで食事をすることが殆どなので、生活習慣や見て真似る事の機会が減ってしまうことが一番の心配だったのですが、いろいろなお話しが聞けて心が軽くなりました!
先ずは今できる事を、頑張り過ぎずにしていきたいと思います。
                                                         (年中男児 母)


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