一緒に歌う喜び♪
年長は毎日集まり、羊飼いや宿屋さんそれぞれの役やみんなで歌う歌を奏でながら、ペイジェントへ向けての礼拝を行っています。
「もうすぐ年長の時間だね」と声を掛けると「行きたくない…」とF君。
「クリスマスのお話し難しい…。」
「聖書の話し? あれ難しいよねー。先生も最初全然わからなかった。歌は?歌は好き?」
「1人で歌うの楽しい!」
「おー!綺麗な声だしね。みんなで歌うのは?」 「みんなで歌うのは難しい…」
「どこが難しいの?歌うのが早いとか?」 「歌うの早いし、合わせられない…」
「歌の言葉思い出すのが難しいってこと?」 「んー…」
「歌の言葉一緒に書こうか?」 「うん!でも字読めないのもある」
「じゃ、絵と字、両方で書く?」 「そうする!」
ぱっと表情が明るくなる様子を見て、早速絵本を一緒にコピーし画用紙に貼ることにしました。
丁寧にはさみで切る様子は真剣! F君の歌詞カードが出来上がりました。
♪私は小さな羊飼い~と口ずさみながら年長の礼拝から戻ってきたF君。「今日、歌楽しかった!!」
歌詞カードが用意されわかりやすくなった事も嬉しかった事と思いますが、そこには自分の思いを表現出来た事・その思いを受け止められた事・自分に保育者がきちんと向き合った喜びがあったのでしょう。
お弁当のF君のお祈り 「神様、今日はみんなで歌えてありがとう!!」