私たちで考える“幼稚園の新しい生活様式”③ ~おにぎりミッション~
「TⅤがコロナの事で一杯になった」と子どもたちが言うように、ニュースでも時折食事や外食の事が取り上げられ、「密になってはいけない」「向かい合って食事をしてはダメ」「話をしないで食べる」等という事は子ども達も耳にしているようです。
お弁当の相談をした時、「机が足りないかも。年長は机を使わずに膝に乗せて食べよう」との子ども達の言葉に、「まずはいつものお弁当ではなく、おにぎりで始めようと思っているんだよ」と伝え、“今日の夜は自分でおにぎりを作って、机は使わず椅子に座って食べること!”と、おにぎりミッションにtryする事になりました。3日後の登園日、「先生、おにぎり作った!1人でね。ちゃんとこぼさないで食べられたよ!」「毎日自分でおにぎり作る!」とお母さんたちが書いた“おにぎりミッションカード”を手にやってきた年長達。きっとお家でも、お母さんが丁寧に一緒に作ってくれた事と思います。
「(コロナウイルスで)マスクは暑くていやだけど、おにぎり自分で作ったり、年長の探検に行ったり、もうすぐ年少にも会えそうで、楽しい事が増えてきた!」(Hちゃん)
今迄と違う不自由な事ばかりの様に感じますが、新しい事を楽しむ子どもたちの姿・力を嬉しく思います。